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2024.12.24

中国データセンター事業大手GDS、府中市にデータセンター建設を発表

中国のデータセンター事業大手GDSは、国際事業子会社のGDS Internationalを通じて、海外進出を加速させています。今回はGDSが日本市場進出を発表したことについて紹介していきます。

  

中国データセンター事業大手GDS

  

GDS2006年に設立され、同社は現在、蘇州昆山、成都、上海、深圳、北京を含む中華圏で数十のデータセンターを運営しています。

  

子会社のGDS International2022年に設立され、シンガポールを本社とし、中国本土以外でのデータセンター建設と運営を行っています。現在は香港、シンガポール、マレーシア、インドネシアで事業を展開中です。

  

Gaw Capitalと提携して都内にデータセンター建設を発表

  

GDSは、香港に本拠地を置く不動産プライベート・エクイティ企業Gaw Capitalと提携し、東京都内に総容量40メガワット(MW)のデータセンターパークを共同で建設すると発表しました。

  

Gaw20224月に東京都府中市の府中インテリジェントパークにある府中ビルを取得。GDSGawは、その府中インテリジェントパークの内の区画にキャリアニュートラルなデータセンターパークを開設し、安全で拡張可能な最先端のデジタルインフラに対する巨大な需要を満たす計画です。

  

区画の総面積は10,970平方メートル(118,080平方フィート)で、第1期は2026年末の稼働開始が予定されており、すでにGDSに対して発注の意向を示した顧客もいるそうです。 

  

GDSの黄偉・会長兼最高経営責任者(CEO)は日本の市場規模、アジア太平洋地域の3大データセンター市場の1つであることと、人工知能(AI)の需要の急拡大について触れ「当社のグローバル事業の急成長を確信している」としています。

  

日本経済新聞によると、東京圏でデータセンターが急増しており、施設規模は今後35年で倍に膨らんでシンガポールを抜き、アジア首位の北京に迫る見通しとされ、そういった状況もGDSの日本進出の要因の1つであったことが予想されます。

  

中国データセンター企業初日本進出で注目を集めるGDS

  

今回は、中国データセンター企業初の日本市場進出ということで注目されている発表について紹介していきました。  

GDSのデータセンター建設について更なる詳細が分かり次第、また状況をお伝えしていきます。

 

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