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News & Topics ソフトバンク、AI時代のデータセンター戦略を加速 ~インフラ革新でデジタル社会の未来を切り拓く~
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2026.02.24

ソフトバンク、AI時代のデータセンター戦略を加速 ~インフラ革新でデジタル社会の未来を切り拓く~

近年、生成AIや機械学習の普及に伴い、大規模なデータ処理基盤としての AI対応データセンター(AI用DC) の重要性が著しく高まっています。こうした変革を見据え、ソフトバンク株式会社は次世代インフラの中核となるデータセンター投資と技術開発を積極的に推進しています。これらの取り組みは、同社がデジタル社会の基盤づくりにおいて 不可欠な役割を果たす企業であることを示しています。

 

統合と強化でデータセンター事業を深化

 

ソフトバンクは2025年12月、完全子会社であるIDCフロンティアとの 吸収分割を実施することを決議 しました。2026年4月1日付で進むこの吸収分割は、IDCFのデータセンター事業およびクラウド・ネットワークサービス関連の顧客契約をソフトバンクが承継する一方で、一部クラウドサービスはIDCFへと機能移管するものです。これにより、データセンター事業の経営・技術リソースがソフトバンク本体に集約され、AI時代の需要に最適化された開発・運用体制がさらに強化されます。この再編は、AI用DCの競争力を高めながら、市場の変化へ迅速に対応する基盤づくりを意図した戦略的な決断でもあります。

 

「Infrinia AI Cloud OS」でAI基盤を革新

 

2026年1月、ソフトバンクはAIデータセンター運用向けに独自開発した 「Infrinia AI Cloud OS」 を発表しました。これはAI用DC専用の ソフトウェアスタック であり、大規模GPUリソースやKubernetesといったコンテナ基盤の統合管理を強力に支援するものです。単なるハードウェアの提供に留まらず、環境をまたぐAIワークロード管理や Inference as a Service(推論サービス) のAPI提供まで可能とし、データセンター事業者やクラウド事業者が高機能なGPUクラウドサービスを短期間で展開できるよう設計されています。ソフトバンクはまず自社での導入を進めつつ、グローバルな展開 にも意欲を見せています。

 

AI時代のインフラを支える長期戦略

 

ソフトバンクのデータセンター戦略は設備面だけでなく、インフラ全体を最適化する システムとソフトウェアの両輪で構築されている点が特徴 です。単独のGPUクラウド構築に留まらず、次世代インフラとしてAI処理の多様なニーズに適応する柔軟性と拡張性を持つ基盤を整えています。

加えて、北海道苫小牧市で計画されている大規模AIデータセンターの建設は、「Brain DataCenter」と呼ばれる概念のもと AI処理能力とエネルギー消費の分散を目的とし、地方分権型のインフラを実現するプロジェクトとして注目されています。こうした取り組みは、国内外で増大するAI需要を支えるだけでなく、地域経済の活性化や災害リスクの分散にも寄与するインフラ戦略 として評価されています。

ソフトバンクのAI用データセンターへの投資と技術革新は、単なる施設整備に留まらず ソフトウェア開発・統合体制・事業再編という多角的アプローチによって推進されている ことが特徴です。この戦略的な取り組みは、AI時代のインフラ競争において、同社がリーダーシップを発揮する原動力となっていると言えるでしょう。

日本のデータセンター投資を
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